40代で産後を迎え、離婚を考えている女性は少なくありません。夫の浮気やDVなど、離婚を決断する理由はさまざまです。
そこで、今回は40代産後女性の離婚経験者から聞いた、よかったことをご紹介します。また産後離婚のメリットデメリットもご紹介します。
離婚してよかったこと
自分らしく生きられるようになった
産後、夫や子どもの世話に追われ、自分の時間や興味を思うように持てなくなる女性は少なくありません。そのため、離婚によって、自分らしく生きられるようになったという声が多くあります。
「好きな服を着て、好きな場所に出かけ、好きなことをして、充実した人生を送れるようになりました」
「夫や子どもの目を気にすることなく、自分のやりたいことに挑戦できるようになりました」
心の負担がなくなった
夫の浮気やDVなど、心の負担を抱えていた女性も少なくありません。そのため、離婚によって、そのような心の負担から解放され、心身ともに健康な生活を送れるようになったという声も聞かれます。
「夫の浮気で精神的に追い詰められていたので、離婚して本当によかったです」
「DVを受けていたため、毎日が不安で怖かったのですが、離婚後は安心して暮らせるようになりました」
新しい出会いがあった
離婚によって、仕事や趣味の場などで、新しい人と出会い、恋愛や結婚に至ったというケースもあります。
「離婚してから、仕事で新しい出会いがあり、結婚しました」
「趣味のサークルに入って、同じ趣味を持つ人と出会い、恋愛に発展しました」
経済的にも自立できるようになった
離婚によって、経済的に自立する必要がある女性も少なくありません。そのため、仕事や資格取得など、スキルアップや収入アップに励んだという声も聞かれます。
「離婚してから、仕事に打ち込み、収入を上げることに専念しました」
「資格を取得して、収入の安定に努めました」
子育てに集中できるようになった
夫の協力が得られず、子育てに苦労していた女性も少なくありません。そのため、離婚によって、子育てに集中できるようになったという声も聞かれます。
「夫の協力が得られず、一人で子育てに追われていましたが、離婚後は自分のペースで子育てをすることができ、とても楽になりました」
「夫の干渉がなくなったことで、子どもと二人で過ごす時間が増え、子育てが楽しくなりました」
産後離婚のメリットとデメリット
産後離婚とは、出産後約1年以内に離婚することです。産後は、女性の体や心が大きな変化を遂げる時期であり、夫婦関係にも大きな影響を与えることがあります。そのため、産後離婚のメリットとデメリットをよく理解した上で、慎重に決断することが大切です。
メリット
・夫婦関係の改善が難しい場合、離婚することで精神的負担から解放される
・家事や育児の負担から解放される
・自分の人生を自由に生きることができる
デメリット
・経済的な不安
・子どもの養育や親権に関する問題
・世間体や周囲からの理解を得るのが難しい
女性側のメリット
産後離婚のメリットは、主に以下の3つです。
夫婦関係の改善が難しい場合、離婚することで精神的負担から解放される
産後は、女性の体や心が大きな変化を遂げる時期です。ホルモンバランスの変化や睡眠不足などにより、イライラや不安、うつなどの精神的な症状が現れることも少なくありません。このような症状が重い場合、夫婦関係が悪化する原因になることもあります。
離婚することで、夫婦関係のストレスから解放され、精神的にも安定した生活を送ることができます。
家事や育児の負担から解放される
産後は、家事や育児の負担が大きく増加します。夫が協力的であれば問題ありませんが、そうでない場合は、女性がすべてを抱え込んでしまうことも少なくありません。離婚することで、家事や育児の負担から解放され、自分の時間を作ったり、趣味や仕事に打ち込んだりすることができます。
自分の人生を自由に生きることができる
結婚生活では、夫や子どもの希望に沿って生きることが求められることもあります。しかし、離婚することで、自分の人生を自由に生きることができるようになります。自分のやりたいことをやったり、自分の価値観や生き方に基づいて生活したりすることができます。
女性側のデメリット
産後離婚のデメリットは、主に以下の3つです。
経済的な不安
離婚後は、夫の収入に頼ることができなくなります。そのため、経済的な不安を感じる人も多いようです。
離婚前に、養育費や慰謝料などの経済的な保障について、十分に話し合っておくことが大切です。
子どもの養育や親権に関する問題
子どもの養育や親権に関する問題も、産後離婚の大きなデメリットです。
離婚後は、子どもの養育費や親権を巡って、夫婦で争うことになるケースも少なくありません。
子どもの将来を考え、慎重に話し合いを進めることが大切です。
世間体や周囲からの理解を得るのが難しい
産後離婚は、世間ではまだまだマイナスイメージを持たれることが多いようです。そのため、周囲からの理解を得るのが難しいという人もいます。
産後離婚を決断する際には、世間体や周囲からの理解を得ることについても、よく考えておきましょう。
男性側のメリット
産後離婚のメリットは、主に以下の2つです。
家庭を支えるプレッシャーからの開放
産後は、女性が家事や育児を担うことが一般的です。そのため、男性は仕事だけでなく、家庭を支えるというプレッシャーも感じていることがあります。
離婚することで、家庭を支えるプレッシャーから解放され、自分の時間を自由に使うことができます。
自由に使えるお金、時間が増えること
離婚することで、自由に使えるお金や時間が増えます。趣味や仕事に打ち込んだり、旅行や食事を楽しんだりすることができます。
男性側のデメリット
産後離婚のデメリットは、主に以下の2つです。
家事の負担が増えること
離婚後は、家事や育児の負担が増えます。特に、子どもが小さい場合は、育児の負担が大きく、仕事と家事の両立が難しくなることもあります。
親権の獲得しづらさや離婚によって生じる経済的負担
親権は、原則として母親に与えられます。そのため、男性が親権を得るためには、相当な努力が必要になる場合もあります。また、離婚によって、養育費や慰謝料などの経済的負担が増えます。
産後離婚は、決して簡単な決断ではありません。しかし、夫婦関係や子どもの将来など、さまざまなことをよく考えて、慎重に決断することが大切です。
産後離婚を決断する前に
夫婦関係の改善の可能性を十分に検討する
産後離婚を決断する前に、夫婦関係の改善の可能性を十分に検討しましょう。夫婦カウンセリングを受けたりして、夫婦で話し合い、関係を修復する努力をしてみるのもよいでしょう。
子どもの養育や親権に関する問題を慎重に検討する
子どもがいる場合は、子どもの養育や親権に関する問題を慎重に検討しましょう。子どもの将来を考え、夫婦で話し合い、納得できる解決策を探すことが大切です。
周囲からの理解を得るよう努める
産後離婚は、世間ではまだまだマイナスイメージを持たれることが多いようです。そのため、周囲からの理解を得るよう努めることも大切です。離婚の理由や決断に至った経緯を、周囲に理解してもらうことで、心の支えになるでしょう。
産後離婚をサポートするサービス
産後離婚を考えている場合、以下のようなサポートサービスが利用できます。
離婚カウンセリング
離婚カウンセリングでは、離婚のメリットとデメリットを整理したり、夫婦関係の改善に向けてアドバイスを受けたりすることができます。
シングルマザー支援団体
シングルマザー支援団体では、シングルマザーの生活や子育てに関する相談や支援を受けることができます。
行政の支援制度
行政の支援制度では、養育費や住宅手当などの経済的な支援を受けることができます。
産後離婚を考えている場合は、これらのサービスを利用して、自分一人で悩まずに、周囲のサポートを受けながら決断をすることが大切です。
まとめ
40代産後女性の離婚は、決して簡単なことではありません。しかし、中には離婚してよかったと感じる女性も少なくありません。
もし、あなたが40代で産後離婚を考えているなら、今回ご紹介した5つのよかったことを参考にしてみてください。離婚は、新しい人生の始まりかもしれません。
